一時帰宅 11/25-11/27 ぱぱとふたりで
午前中の飛行機に間に合うように、朝早く病院に行った。
あっちゃんの朝食に間に合った!
この日は金曜日、大回診の日だ。
小児科のトップの先生を先頭にぞろぞろいらっしゃるのにあたってしまった。
「あっちゃんは、今手術のタイミングを小児外科と検討しているところです」と、大先生がおっしゃった。
あれ?そうなんだっけ?あと1クールあるんじゃなかったっけ?
と、ふと思った。
後日、ちゃんと聞いたのだが、この頃からAFPの 下がり具合が落ちてたので手術のタイミングを考え出してたとのことだった。
あっちゃんは、大回診にびっくりすることもなく(すっかり見慣れているようだった)
ふだんいないままが一緒なので調子に乗って生野菜を一口食べたりするほど元気だった。
さすが子供・・・前日は一口もご飯を食べられないという状態だったのに、回復している。
「さすが代謝がいいですねぇ~」と何回も先生に言われている。
抗がん剤の影響は、年齢が上に行くほど強く出ているようで、、大きなお姉ちゃん、お兄ちゃんたちが治療に入ると姿が消える。
ベッドから出られないほどしんどい状態が続くのだ・・・
抗がん剤の点滴をつけたままガラガラ歩いて(親が点滴スタンドは持つのだが・・・)遊んでいるあっちゃんの姿を見て「いいなぁ~小さい子は」と言われたこともある。
この日は、あっちゃんがなついている夜だけ勤務(22-8時)のTさんに会えて、話ができた。
この方にかかるとたいていの子が泣き止むという親にとって、とてもありがたーーい存在。
少し長く入院している子たちはみんなTさんが好き。
夜泣いてても「Tさんがいくからね~」というとお利口に待っ
親の前だから少し割り増しで褒めてくれているんだと思うけど
闘病というのは、あっちゃんにとってしんどい事ではあるが、こうして色々な大人に可愛がられ、面倒を見てもら
親以外に信頼できる大人ができた。
という 事は彼女の今後の人生の糧になるのではないかと思うままである。
その後、ままはお葬式へ、夕方からぱぱとあっちゃんはおうちへ、となった。
家ではぱぱが大活躍してくれていたようで、楽しくやっていた。
ままはお通夜、お葬式に参列して1泊で戻った、家についたのは夜中だったけれどあっちゃんは寝そうになりながら寝ないで待ってた。
自宅に帰ったら連絡ノートを書くのだが、たくさんご飯をたべてお薬もちゃんと飲んでいた。
この頃から家でも上手に薬が飲めるようになった。
27日の日曜日は家族3人で過ごして、夜、病院に戻った。
あっちゃんはどうやら病院に戻ってから吐いたようだが、看護師に「あっちゃん、カレー食べ過ぎだったんじゃ?!」と言われていたようだ。
これは、入院しているお姉ちゃんたちに教えてもらった。
年上のお姉ちゃんたちは頼もしくて、親のいない間のことをいろいろ教えてくれるのだ。
この時の連絡ノートに、
あっちゃんの胸の皮膚が切れて、消毒時に泣かれたということと、お尻がかぶれている。
と記載している。
抗がん剤をやっていると皮膚が弱くなってくる。
皮膚トラブルは、早く見つけて保湿クリームなり、薬なりで対処しないとえらいことになる。
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処方されている薬の名前が「アズノール」というのだが、子供たちがふざけて「あっちゃんあがつくあずのーる♪」と言う。
あっちゃんも、笑いながら言う。