失態 39日目 10/15
11日の超音波検査で腫瘍の大きさが変わっていなかったのは、親以上に、先生方の治療チームにも衝撃が走っていたようだった。
なにしろ、目視で腫瘍に変化が見えないだけでなく、腫瘍マーカーのAFPの変化がわからないのである。
この1か月間の抗がん剤の治療の効果が効いていないにしても、少しは効いたのか、全く効いていないか、最初効いて途中から耐性を持ったか、何もわからない。ただ、大きさが変わっていないということだけがわかった。3クール目も暗中模索の気分だっただろう。
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だからこそ、いきなり生体肝移植も考えてくださいと来たのだと、その時は思ったものだ。