採血と小児へのプレパレーション
定期検査での採血
毎回、定期検査には採血がある。今回、小学一年生のあっちゃんが、大人と同じようにできたという話です。
採血は、大人でも気乗りのしないものだ。あっちゃんは、毎回泣いてしまう(正確には、少し前から我慢でき始めた)。
しかも子供の血管は、細い為、採血に熟練した看護師でないと失敗して、採血を何度もやり直しすることもある(お友達で、血管が細く、小児の看護師が悪戦苦闘の子がいる)。
あっちゃんが通うS病院は、小児の診療所が大人の病棟と別棟になっており、採血等は、小児の診療所で小児担当の看護師がやっている。
これに対して、大人の病棟では、採血の受付があり、そこでは、採血専門の看護師がいる。
病院は、誰しも、あまり行きたくないところです。あっちゃんも、小児病棟は慣れたが、MRIや他の大人の検査病棟に行くときは、躊躇を感じることが多い(3歳で全身麻酔なしでMRIにはいれるほど超優秀児ですが)
些細なことも心掛けたいプレパレーション
小児診療所で、血液検査をすると、検査結果がでるまでもかなり時間がかかる(離れた成人病棟に持ちこんで、検査結果がでるまで時間がかかるようだ。)為、半日から丸一日つぶれる。
親としては、成人病棟の採血センターで、採血を済ましてもらったほうがかなり速いのだが、あっちゃんがずっと嫌がっていた。そこで、今回は、
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・1つ年上のお姉さんは、いつも成人の採血センターで既に採血をしていることと
・成人採血センターの看護師は、採血専門のプロなので、痛みがより少ないこと
・小学生は大人の仲間入りなので、成人の採血センターのほうがいいこと
の3点、特に2番目の点について、ゆっくり説明したら、少し納得して、成人の採血センターで採血した。
予想よりはるかに痛みが少なかったせいか、次からこっちですると、自信をもって宣言していた。
終わると、些細なことなのだが、本人にとって、初めて行くところで、しかも採血という痛みを伴うことで、恐怖が増幅されやすい状態だったのだが、ちょっとずつ説明していくことで、無事、ハードルを乗り越えた。
プレパレーションというと、MRIや手術の前に、小さな子に説明をするといった大きた出来事に対応する為の準備のような印象があるが、子供にとってもは、病院は怖いところであり、どんなことも等しく怖い。あっちゃんが1つ成長したことをうれしく思うあっちゃんパパだった。
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