術前カンファレンス 2日目 12/7

カンファレンス二日目、今日は外科医とのミーティング。

外科医より説明。
肝臓の図を見ながら説明しれくれる。

  1. 切開は、逆十字の形を予定している。
  2. 腫瘍がとれるかどうかはあけてみないとわからない。
  3. 切除部分は、肝臓の右葉を取る。右肝静脈、中肝静脈も取る予定。左の肝静脈だけ残す予定。
  4. 胆嚢も摘出する予定。これは摘出しても日常生活には困らない。胆石ができても取る。
  5. 予後の因子は、肝静脈まで癌細胞が侵潤しているかどうか
  6. 出血が予想される。過去3000l出血した手術も見ている。幅がある。
  7. 手術時間は、麻酔1時間、その後患部のチェック1時間、切除には2-3時間くらいで計5-6時間程度

と、まあ切れる前提で、話が進んだ、、、切れる前提で。
ままが「手術でろっ骨を折っておこなうこともあるんですよね ?」と聞いたら、少々呆れ顔で(そこまで調べたのかという感じ)
ろっ骨は柔らかいので折ってもすぐくっつきます。とのこと。
お恥ずかしながら、この時まで肝臓ってろっ骨からだいぶ下にあると思っていたのだが、実はそうでなく。
肝芽腫で肝臓が肥大しているとろっ骨を折ってよけてから手術するらしいのだ、結果的にあっちゃんはそうならなかったのだが。

ぱぱが、「ずばり、手術は難しい手術ですか?」と聞いた。
先生は「はい」と答えた。
後に、色々な方に教えてもらったのだが、肝臓の手術はとてもむずかしいそうである。確かに、レバーは切りづらい(と思うまま)あんな柔らかいふにゃふにゃしている物のまわりに重要な血管が張り巡らされている。
先生・・・必ず切除してください。
と心から願うまま。

そう、この日に仮押さえだった手術日が確定したのだ。
12月14日。
この日がいい日になりますように!

 

でも、心配性のままは、担当医のH先生にこっそり聞いた。
「執刀医の先生、肝芽腫の手術はどのくらいのご経験が・・・」
H先生はややむっとしながら(呆れてたかも)
「K先生は、○○病院(前任)で、色々なご経験を積まれているいい先生ですよ!」と言い切った。

生体肝移植の手術にも入ってる先生だし、きっとあっちゃんを助けてくれる。
そう心から願っていた。

でも、万が一、、万が一切れなかったときはそこでなし崩しに生体肝移植にいくのではなく、セカンドオピニオンを取らせてください。
とお願いした。
こういう事って本当に言いづらいのであるが、まるで医者を信用してないみたいだし。
でも、こういうお願いを嫌な顔せずに聞いてくださる先生ほどいい先生なのだ。自信があるからこそ、セカンドオピニオンを快く承諾してくれる。

この時は、まだそういうのが必要だとは思っていなかった。
でも、ここで言っておいてよかった。

 

 

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