看護師によるプレパレーション(術前の説明)
手術の前に、担当看護師(プライマリーナース)のHHさんから手術の説明があった。
病院では、子供が手術をする前に、お人形や模型などを使って手術についての事前説明をしてくれる。
子供の不安を取り除くためだ。
あっちゃんは、言われていることを全部理解しているものの、
どうなんだろう?説明はどんなふうにするのがいいのだろう?
と担当看護師と、プレパレーション担当の看護師、CLS(チャイルドライフケアスペシャリスト)の方が 考えてくれた。
が、あっちゃんは大好きなHHさんの話を聞こうともしない。
なんか違う事ばかり言って、体もくにゃくにゃしている。
ままが見ていて、なんとなく重要な事が起こることを理解してて、それが嫌な事だとわかっているんだ!と思った。
だから話を聞きたくないのだ。
そこで、ままが「あっちゃん、前にままが説明したけれどさ、あっちゃんのおなかに”悪い悪い”がいるっていったよね。この”悪い悪い”があるから、あっちゃんはぱぱやままとは別で、病院で毎晩おねんねしてお薬のんでがんばっているんだよね。
今度ね、その”悪い悪い”をやっつけることになったんだ。あっちゃんが寝ている間に、○○先生が切ってくれるんだよ」
と、切り出した。
この時点で、「ひーん」と泣きそうになるあっちゃん。
「でもね、切っているときにはあっちゃんは眠っているから痛くないんだよ。目が覚めたら、きっと”悪い悪い”がなくなっているからさ、がんばろうね」
って言ったら・・・
「うん」ってちっちゃくうなずいた。
「終わったら、あっちゃんにたくさんチューブがつくんだ、そのチューブ、大事にできるかな?」と聞いたら
そこは大きく「うん」ってうなずいた。
これが、担当看護師が作ってくれた、プレパレーション用の人形。
点滴とドレーンが入るのでそれは大事にしてね、っていうのが一番の目的で。
あっちゃんが好きないちごやケーキのシールを貼ってくれた。
直近で手術をした男の子は戦隊もののなにかの顔が描かれていた。
HHさんは、この人形を夜勤明けにせっせと作ってくれた。
担当看護師と、あっちゃんには親とはまた違う絆があるのだが、こういうプレパレーションなどでさらに深まるのだ。
さて、あっちゃん。
がんばろうか!
この日は院内保育園。
設定が3歳からで、まだ2歳なので単独参加はできず、ままと一緒に参加したのだが、名前を呼ばれて「はい!」と元気にお返事ができた。
前はもじもじしてて、椅子に座るのもままと一緒じゃないといやとかお部屋かえるとか言ってたのに。
歌もみんなと一緒に歌い・・・
成長を感じる。
午後からはじぃじ(ままの父)が名古屋から来てくれた。
庭園を散歩したり、別のフロアの熱帯魚を見にいったりして、気分転換できた。
夕方に眼科検診があって、周りに注目されるほど泣いて、目もあけられなかったのだが・・・(汗)
先生に「また来てね」と言われ
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「いかないっ!」と答えたあっちゃん。
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じぃじがうけていた。
この日は泊まるので、夜までゆっくりあっちゃんと過ごしてもらえてよかった・・・
心配かけっぱなしで申し訳ない。