1/25 ままも入院

手術前日、ドナーであるままも入院。
ちなみに「生体肝移植後はかなりシリアスなお話をする事もありますので、ドナーの方はみなさん個室に入院していただきます。」
という説明があった・・・。

この日のままは午前中に入院手続きをして、麻酔科医の説明や、手術に入る医師の診察、術後の状況などの説明 を受けたりした。
お腹を切って、肝臓も切っちゃうのである、冷静に考えたらそれだけでもなかなかの手術である。
正直、怖い。
腹腔鏡の手術経験があるだけに、あれより術後がしんどいのか・・・と気が重い。
とはいえ、(変なたとえだが)出産の前に「お産怖いなぁ」と思いつつ出産をやめることがないように、ドナーになるのをやめたいと思う事はまったくなかった。
この時はここまでこられた事にほっとする気持ちの方が大きかった。

麻酔科医は、ままだけじゃなくてあっちゃんの麻酔についても説明してくれて。
手術室に行く前に鎮静かけられると教えてくれた、恐怖感を持って泣きながら行かれるよりいいかなと思い、お願いした。

病室でご飯を2回食べたが、ままの好きじゃないものが出た。
普段はあっちゃんにエラソーに「ちゃんと食べなさい!」と、言うくせに残した・・・ごめんねあっちゃん。
夜9時くらいから絶食、当日朝から水分も禁止になる。

あっちゃんの術前の説明で聞いたのか、この時の医者の診察のついでに聞いたのかわからないけれど、、、
明日のあっちゃんの肝切除。
出血が多すぎて切除が厳しい時はいったん体の中から肝臓を取り出して、腫瘍を切除して戻して血管と繋ぐ事もできると言われる。

「ひょえーーー、まるでドラマじゃないか」
と思った。
生体肝移植になった場合、手術に入る外科医は8人!
前の病院の先生も呼ばれていて手術に入っていただくことになっていた。

 

夜は生体肝移植のなかでも内科系のフォローをしている先生が様子を見に来てくれて(この先生、なかなかハートがあるいい先生でした)
「眠れないかもしれませんが、横になって目をつぶるだけでも違いますので、今日は明日に備えて体力を温存しててください」と声をかけてくださった。

ままは、ここ数日の心労で・・・・・・
なんと9時半に寝た!
ちょっと眠いような気がしたので、電気を消して、横になって目をつぶったら朝5時だったのだ。

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久々にぐっすり眠れた。
疲れ切ってたのだと思う。