5/22 また遊ぼうぬ
最終日
あっちゃん、胆管ドレーンを抜いてから一瞬38度台の熱が出たが、無事に抗生剤の投与も終わり。
無事に退院となった。
今後、まだ未定の部分はあるのだが、通院での治療を控えているので胸に入っているCVカテーテルを抜くのは後日。
とりあえずの一区切り退院。
結節の事もあるので、めでたい!という気分ではないのだが、でもやはりうれしい。
ここまで8か月半・・・長かった。
あっちゃんぱぱままは、1回目の手術がうまくいかなかったとき、この日がちゃんと来るのだろうかと思うほどどん底まで落ちた。
でも、一緒に頑張ってきた闘病仲間に励まされ、
とりあえずひとつひとつ、階段を上るように目の前の事をクリアしよう、そして退院を目指そう。
と、頑張ってきた(実際に頑張ったのはあっちゃん)
で、最終日の今日。
ままは、朝ごはんに間に合うようにいつもより早く行った。
あっちゃんは、9歳と11歳のお姉ちゃん’sを左右に従えて朝ごはんを食べていた。
この二人、とってもあっちゃんをかわいがってくれて、あっちゃんも大好きなのだ。
「あっちゃんはね、さっき○○くんにお手紙貰ってたよ」
って教えてくれた。
「あそぼう”ぬ”だってー!」ってみんなでけらけら笑う。
あっちゃんままもぱぱ、こんな子供たちがかわいくってしかたない。
辛い治療を頑張っている姿をずっと見ているので、こうして、普通に笑っている姿がとてもうれしい。
朝食後、夜担当の看護助手さんにご挨拶できた。
この方、まさに病棟の夜の守護天使、親から離れて病院にいる子たちがすぐ懐くらしい。
あっちゃんももちろん大好きで、夜中に起きて泣いても、「トントンしてあげるから待っててね」と言ったら安心して待っているとのこと。
あっちゃんは、慎重で、心を開くまでに時間がかかるけれど一度「この人が信頼できる」と思ったらすんなり飛び込んで、言う事もよく聞いていい子だという事。
最近わがままだなー、と思う事が多々あるのだが、
病院ではちゃんと周りをよく見て、いい子にしているらしい。
我慢している分親に甘えているんですよ、とのこと(これはいろいろな人に言われる。)
親が知らないあっちゃんの様子をたくさん聞かせてもらい、とてもうれしかった。
最後にお礼が言えてよかった(そのために早く行ったようなものだ)
午前中は最後の院内保育園。
「ままといっしょにいきたいの・・・」とブツブツ言いながら参加。
終わりごろにのぞいてみたら、大好きな「バムとケロ」の絵本タイムで、とても嬉しそうだった。
最後のお歌も大声で(若干違うながらも)歌っていた。
この病院に入院した時、主治医から「小児がんは、チーム医療で対応します」と説明を受けた。
医師、看護師、薬剤師、保育士、チャイルドケアスペシャリスト、そして看護助手さんに、ボランティアさん。
ただ治療をするというだけじゃなくて、どのように接したらあっちゃんが治療を頑張れるのか、薬の飲ませ方ひとつとっても色々考えてくれて。
そのおかげで、あっちゃんもいろいろ成長できたと思う。
病気になったことは大変だけれど、不幸ではない。
入院生活を通じて、家族の絆や人と人のつながりの大切さとか、普通の日常の幸せなどを感じる事ができた。
これから、まだまだ、寛解して、さらに完治へという道のりは長いかもしれないし、険しいかもしれないけれど。
とりあえず、入院しての治療はおしまい!
主治医が初日に言ってくれた言葉
「子供ってすごく頑張れるんです、お父さん、お母さん、これから自分の子がこんなに頑張れるんだって、驚かされて勇気を貰いますよ」って言われたこと。
本当にそうでした。
今日の一言
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一食平均400㎉くらいだから、ご飯抜いて、これだけで食べたらちょうどいいダイエット食かな。もしくは、お茶碗半分までOK
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