2/16 Happy Birthday
この日はあっちゃんの3歳の誕生日。
発熱で、一時はどうなるかと思ったが、ギリギリ回復し、一時帰宅ができることになった。
本当にあっちゃん、ギリギリ人生・・・。手術も直前までできるかどうかハラハラだった。
この日は少しでも早く帰りたい!と思っていたが、担当看護師さんが超多忙でなかなか帰れそうにない。
「ママ、ごめんなさい薬の準備に時間が・・・」とバタバタしている。
そろそろ帰っていいですか的な冗談を言っていたら、いきなりプレイルームに呼ばれた。
な、、なんと、椅子が並べられており、みんながあっちゃんにバースデイソングを歌ってくれるために集まってくださっていたのだ!
(当日担当の看護師さん、忙しいのは本当だったのだが、私たちが帰らないように引き伸ばし作戦もしてたようだ、ホントごめんなさい・・)
看護師さんも、闘病しているお友達も、担当の先生たちも・・
こんな沢山の人に歌を歌ってもらえるなんて、感激~(涙)
あっちゃんは持ち前の人見知りを存分に発揮し、もじもじしていたけれど、とてもとてもうれしかったようで、何回もこの時の動画を見ている。
後日談だが、2週間後にもお誕生日の子がいて、みんなで集まった時に途中まで自分のために歌ってもらっていると勘違いしていたらしく「はっぴばーすでい、でぃあ○○くーん」のところで(わ、わたしじゃないの!?)って顔をしたくらいである(ずうずうしいよ!)
誕生日を病院で迎えるという事は、あまり歓迎すべきイベントではないと思う。でも、あっちゃんはこんなに多くの人に祝ってもらって、幸せ者である。
病気は辛い事だし、しんどいけれど、不幸じゃない。そう思う・・いや思いたい。
家に帰って、お約束でケーキを食べた。
久々にあっちゃんが家に帰ってきて、家族がそろって一緒に過ごせて、ひとつ屋根の下に寝ることができる。
こんな当たり前のことが、なんと幸せで嬉しい事なんだろうかと思うぱぱとまま。
2歳の半分を肝芽腫と闘う日々を過ごすことになったあっちゃん・・・・
手術が成功して無事に3歳になれた事に心から感謝である。
3歳の一年は楽しい事だらけの一年になって欲しい・・・まだ治療は続くのだが。
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あっちゃん、しばしのお休み。
カンファレンスは翌週22日、そしてたぶんその後に化学療法・・・となる。