6/25 NK細胞対がん細胞の勝算(仮説) & ANK点滴 4回目
ANK点滴4回目
毎週月・木で点滴を行っている。前回は、ほとんど副作用がなく、楽勝モードであった為、1-2回目の副作用は大きくでるが、その後は体の免疫システムが徐々に回復して来るため、副作用も軽減されるとあったので、徐々に体が慣れてきたのかな?と思った。
で、4回目だが、結論から言うと、また出た。かなり激しい悪寒と頭痛があったようだ。2回目の頭痛は、病院中に響くほどの大号泣で、院長も飛んできたが、今回はそこまではいかなかったものの、震えが抑えられなく、嘔吐もまた出るのではと思えるほどであった。
午後2:45から点滴をスタートして、悪寒が出始めた4時過ぎには、熱が38.0度くらいまで急激に上昇していた。15分ほどベッドで休憩させて若干落ち着いたのを見計らって、車で帰宅した。帰宅直後には、また39度台に上昇し、ピークでは39.6度まで上昇した。全然副作用は、4回目でも軽減してないやんけーと、ANKのHPの内容と異なる点が多かったので、やや不満であったが、経験則で、副作用のない療法は、メインの効き目もないと考えていた為、そこは良しとしようと勝手に解釈。
今回、あっちゃんのANK療法は、全部で6回点滴を行う予定である。その後、もう一つペプチドワクチン療法を行う予定だ。これで、あっちゃんの肝芽腫の再発が防げるのか?という点について、あっちゃんぱぱは確信ではないけど、計算上は治癒まで持って行けるだろうと思っている。
敵を殲滅する時の基本戦略
敵(癌細胞)より圧倒的に多くの戦力(NK細胞、CTL)を揃え、味方が絶対的に有利なタイミングで、持てる全力でいっきに叩く。弱いものいじめのような状況を作ることが基本と考える。
ここで、あっちゃんの体にいくつくらい癌細胞があるかなんとなく計算してみる。
前提1:今回、あっちゃんのケースでは、固形腫瘍はすべて取り除かれ、AFPは正常値範囲で、1-2ミリの結節が2つ見つかっている。あと、肝臓から静脈に乗って血液中にいくらか癌細胞が混入している可能性がある。
前提2;一般的に、1立方センチメートルの腫瘍は、10億個の癌細胞からなると言われている。
前提3:血液を循環している癌細胞の数の関して、循環がん細胞(CTC)という検査があり、末梢血液7.5CC中に癌細胞が5個以上は、5個以下と比較して予後が悪いとあり、7.5CC中に一桁数程度あると可能性がある。真ん中とって5個/7.5CCとする。
前提4:小児の血液量は約1リットルで、大人の1/5程度。
結節の癌細胞の量は、
1ミリ(0.1センチメートル)の立方体だと、0.1×0.1×0.1=0.001立方センチメートル。10億個×0.001=100万個。
2ミリ(0.2センチメートル)の立方体だと、0.2×0.2×0.2=0.008立方センチメートル。10億個×0.008=800万個。
1-2ミリの結節が仮に癌細胞だとすると、ざっくり一つで、500万個の癌細胞くらいと考えられる。二つだと、一声1000万個。
血液中の癌細胞の量は、5個×(1000÷7.5CC)=666個。ほとんど誤差の範囲。
両方を合計すると、結節が二つとも2ミリで最大で1000万個、1ミリで200万個となる。
一方、培養されたNK細胞の数は、1回約1億個(成人1回で5-10億個とHPにある。初回、2回目が成人の1/5、その後は1/4で、やや増量)。5億個前提で、1-1.25億個/回。
体内にNK細胞がどれくらいあるのかは、明確に数字が見つからなかった。だいたいリンパ球の中の10%弱とあるが、癌患者では、リンパ球中の5%程度まで下がるとの報告もあった。
あっちゃんの場合、白血球がだいたい6000個/μlで、うちリンパ球は3割強なので、2000個/μl。この5%とすると、100個/μl。100個/μl×100万=1億個。末梢血中で、NK細胞が1億個程度ある。
成人の好中球などは、血液中に300億個、臓器、骨髄中を合わせると数千億個だそうで、勝手な想像だが、NK細胞の場合も肝臓等の臓器や血管外のNK細胞等の数を合わせると、この数倍-10倍は存在するのではと(勝手に)思われる。
かりに、CTで見つかっていない結節等があと数個あっても、癌細胞の数は2000万個程度にとどまるであろう。反対に、NK細胞の数は、1億個×6として6億個。
ガン細胞 2000万個 VS NK細胞 1億個×6回。NK細胞5個で、癌細胞1個を撃退すればよいし、それが6回機会があることになる。NK細胞1つで、癌細胞1つ以上撃退できるそうなので、計算上は、完全に弱い者いじめ。これで、勝てなければ、NK細胞自身に癌の殺傷力がないということになる。 CTLまで計算する必要はないか。
今日の一言
こんなんで乳腺炎が治るなら、苦労しないという声が聞こえそうだけど、、、
繰り返す乳腺炎でお悩みの授乳期ママに『AMOMAミルクスルーブレンド』
Sponsored Link |
Sponsored Link