10/24 AFP測定&ついに、、、脱毛がはじまる
この日、朝からあっちゃんとひとしきり遊んでいたら、お尻の下に何十本もの髪の毛の束が。
排水溝で髪の毛の束を見つけたような気分になって思わず「うわ!」と声を出してしまった。
数秒かかってあっちゃんの髪の毛だって気がついた瞬間に体が震えるほどにぞっとした。
副作用で髪の毛が抜けることはわかっていても、心でそれを受け止めることはなかなか難しい。
ついにこの日が来てしまったかという感じ。
今はなんとも思わなくなってしまったけれど、最初はとても辛かった。
でも今日はAFPの測定日。今度は、CITAに薬を変えたので、ここが勝負ポイント!!
で、結果は、AFP 531,000。
前回より下がった。今まで、全く反応がなかったので、この時はうれしかった。
そして、エコーでも腫瘍の縮小がみられた。
エコー名人の先生、前回の検査時は一言も何もいわなかったのに、おなかにエコーをあてた瞬間、「おっ、小さくなってますね」と。
担当の、H先生Y先生の表情が和らいだ。
先生たちも心配だったのだろう、わざわざ二人の先生が立ち会ってくれたのだ。
この時もあっちゃんは泣いててバタバタ暴れるのを押さえつけながらの検査だったんだけれど。
「血小板が少ないので押さえつけすぎたら痣になるからほどほどで」
なんて言われながら検査した。
病棟に戻って、すっかり仲良くなった同室のママさんたちに「腫瘍が小さくなってた!」と報告した。
なんと涙を浮かべて喜んでくれた。
一緒に日々闘病していると、わが子のように心配になるものだ・・・この気持ちはお互いさま。
ぱぱも巻き込んでまるで家族のようになってくるのだ。
AFPの値ががさがって、エコーで腫瘍が小さくなったのであっちゃんが助かるかもと、希望が見えてきた日だった。
この頃から、血小板が減少が編著で、あっちゃんが頭を打たないかはらはらしていた。
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AFP 531,000/AST 25/ALT 9/WBC 1.7/RBC 3.3/PLT 10/CRP 0.17