肝芽腫の欧州における再発率(1999-2004)
肝芽腫の再発について、欧州で取りまとめた論文が出ていたので、まとめてみました。 日本の数値とは違う印象で、次に、思ったよりハイリスクの患者と標準リスクの患者で、一度寛解するとその後の再発の可能性はそれほど変わらない(それ […]
肝芽腫の再発について、欧州で取りまとめた論文が出ていたので、まとめてみました。 日本の数値とは違う印象で、次に、思ったよりハイリスクの患者と標準リスクの患者で、一度寛解するとその後の再発の可能性はそれほど変わらない(それ […]
小児がんの晩期障害に関する情報について 晩期障害について、調べてみた。将来のあっちゃんの妊孕性が気になるので、ここに今回は焦点を当ててみた。 性機能障害については、臨床データが少なく、研究が進んでいない。小児がんのサバイ […]
肺転移と外科医の役割 海外での肺転移に関する論文を見つけたので、ABSTRACTだけ読んでみた。本文は、有料で、結構高い。 肺転移に関しても、切れるものは積極的に初発時に切るのがよさそう。 表題は、”Surg […]
欧州における肝芽腫ハイリスク患者の治験結果 SIOPEL-3HRと呼ばれる”ハイリスク”肝芽腫患者のプロトコルの臨床結果の論文を読んでみた。最後に訳もつけた。 これは、従来の治療法では、生存率が上がりにくかったPrete […]
再発の可能性と傾向 JPLT-1の報告によれば、再発に関して Stage4(発覚時遠隔転移あり)-再発例は全例厳しい Stage1~3(発覚時遠隔転移なし)-原発巣の完全切除ができた90例のうち、12例が切除手術後再発( […]
癌の治療において、手術を行う際は、一般的には”腫瘍摘出手術”と言うと思います。当たり前ですが、腫瘍を摘出さえすれば、寛解(治癒)に持って行けるという前提で、腫瘍を切除摘出することを意味します。 肝臓癌の場合は、腫瘍摘出手 […]
抗がん剤が効いていなかった病理結果 今日は病理の結果が聞けた。 色々覚悟していたが、いい話も悪い話もあり。 いい話は、 今回の手術で完全に腫瘍が取りきれたとことが病理結果で再確認されたということ。 切断面から腫瘍に一番近 […]
肝臓が再生する臓器というのは、知られているが、ではどのようなペースで再生するのかという案外知られていないし、人によって言い方がばらばらだ。 医師でも外科医以外では知らない人も案外いるようだ。ということで、ちょっと調べてみ […]